コースで楽しくプレーするために練習は欠かせないもの。
練習不足でコースに出ると、ボールが当たらない、当たっても30㎝だけ飛んだ!?なんてことも。
ひたすら18ホールも芝を散歩することになると、全然面白さを感じられずに終わってしまうこともあります。
そこで、ゴルフ練習場の出番です!
女性一人でも気軽に足を運べる場所とはいえ、初めての場合、ゴルフ練習場の仕組みが分からず二の足を踏んでしまいがちですよね。
そこで、ゴルフ練習場の解説と利用方法をご紹介します。
ゴルフ練習場(打ちっぱなし)とは
ゴルフ練習場は、ゴルフ場の芝を模したマットでボールを打つ場所です。
「打ちっぱなし」とも呼ばれ、借りたボールを所定のスペースへ持っていきます。
広さや料金はさまざまで、通常ボールは飛距離の短い練習用ボールが用いられています。
練習場の多くは屋外の広いスペースやビルの屋上などにあります。
打席が横に並んでおり、場所によってはプライベートルームがある所も。1階だけでなく、2~3階と打席がある練習場もあります。
ナイター(夜遅くまで)や24時間営業しているゴルフ練習場もあるので、仕事帰りやコースに出る前日にも立ち寄ることができます。
練習場にショップやレストランが併設されている場合も多く、忘れ物を購入したり一息ついたりもできます。

出典元:ロッテ葛西ゴルフ
持ち物は?
最低限必要なものは、シューズとグローブ。そして動きやすい服装で。
シューズはゴルフ用ではないスニーカーでもOKです。シューズとクラブはレンタルできるところもありますが、自分のものを持参し、慣れるのが一番です。
とはいえ、いっぺんにすべてを揃えるのは大変なので、まずはできるところから。
クラブをレンタルする場合はフロントの人に、「初めてなのでドライバーと、アイアンの7番当たりを借りたいです」と伝えてみましょう。

出典元:Callaway
服装も、ゴルフ専用の服装をしていないからといって、練習場に入れてもらえないなんてことはありませんのでご心配なく。とはいえ、紳士淑女のスポーツなので過度の露出がある服装は避けた方が良いです。
普段着やジャージーの方、オシャレにバシっと決めている方、いろいろな方がいます。
ただし、名門の練習場はドレスコードがある場合もありますので、ご注意を。

出典元:dreamnews
ゴルフ練習場に着いてからの流れ
1.フロントでチェックイン
フロントで打席(入場)料金を支払い、貸しボールのプリペイドカードを購入。混雑時は所定の用紙に名前を記入して予約します。

出典元:ロッテ葛西ゴルフ
2.料金システムを確認して打席を選択
ボール料金は1球単位と数十球で1単位の場合があります。打席の位置ごとの料金を確認し、打席を選び打席カードを受け取ります。
昼間より早朝、土日祝より平日、1階より2~3階席などは、料金が比較的リーズナブルに設定されているところも。
1球あたりの値段は、平均すると10円前後。都内では、土日1球38円という練習場もあります。
3.打席へ
打席カードに表示された番号の打席へ向かいます。練習している人の後ろを通るので十分に距離をとり、静かに歩きましょう。
4.ボールを準備
プリペイドカードを打席近くのボール貸出機に入れ、ボール出口にかごを用意してボールを出します。
各打席の挿入口にカードを差し込むと1球ずつ自動で出てくる場合も。初心者ゴルファーは、最初は100球前後を用意すれば十分でしょう。

出典元:SystemGear
5.シューズを履き替え指輪などを外す
打席後方にあるイスなどでシューズを履き替え、グリップの邪魔になる指輪などスイングに支障のあるアクセサリーを外します
6.軽いストレッチ
ケガ防止のためスイングの練習前にはストレッチが不可欠です。
日常生活で使わない筋肉を動かすので、怠ると後で後悔することに。ストレッチで肩や手首などの可動域が広がると良いスイングができます。
7.練習スタート
ボールを入れると自動的にティーアップされて出てくるところと、手動で1球1球ボールをセットするところがあります。
マットから打ちたい場合は、ティーからボールを下します。

出典元:オレンジタウンゴルフセンター
8.フロントでチェックアウト
練習が終わったら打席カードを持ってフロントへ向かい、練習を終了することを伝えます。このときに精算する練習場もあります。
まとめ
ゴルフコースに行くよりも料金も時間も服装もラフに行ける練習場。やみくもにたくさんボールを打つより、その日のテーマを決めて練習するのが上達の早道です。
また、ほとんどの練習場ではプロのインストラクターによるレッスンを行っています。
独学よりも正しいスイングを効率よく身につけられます。
もちろんゴルフ経験がなくても大丈夫ですので、密かにレッスンで練習を重ね、ゴルフ仲間を驚かしてみては?!