夏の海や山、BBQや観光などのレジャー時、お天気だと気持ちが晴々して楽しいですよね。でも、カンカン照りの日差しは女性にとっては天敵。しっかり日焼け対策をしていても、日焼けをしてしまった経験ってみなさんありますよね?
長時間外にいるとどうしても日焼けをしてしまうのはしょうがないことですが、焼けてしまったお肌、元に戻したいのが女心。
そこで、日焼けをしてしまってお困りの方に、アフターケアの方法をご紹介します。じつは、いきなり美白化粧水を使ってもダメだって知ってましたか?間違ったケアではなく、正しいケアを知って、効率的に早くダメージからお肌を回復させましょう!
日焼け当日にやるべき3つのこと
日焼けをしてしまったら、直後のケアが勝負です!当日の夜に意識してほしいことが3つあるので、1つずつご紹介します。こちらは、顔・カラダとも共通です。
冷やして保湿

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なにはともあれ冷やす
日焼けをしてしまった肌は、冷やすことが何よりも大事です!あまりヒリヒリしないなど症状が軽い場合でも、日焼けはやけどの一種に変わりありません。
日焼けをしてしまった日の夜は、冷たいシャワーを浴びるか水風呂に入りましょう。とはいえ、冷たすぎたり長時間つかるとカラダを冷やしすぎてしまうのでご注意を。また、当日の夜はお湯につかるのはおすすめできないので避けましょう。
その後は、日焼けした箇所すべてに濡らしたタオルを巻きます。日焼けが激しい箇所は、濡れタオルで保冷剤をくるんだり、氷水を入れたビニール袋を活用するとより効果的です。
保湿とカバー
- 我慢できないくらい痛みが強い場合:病院
水ぶくれや吐き気、頭痛の症状がある場合も、必ず病院(皮膚科)に行きましょう。自己判断の措置は危険です。すぐに行けないときは、できるだけ後述のポイント①で紹介する冷やし方を繰り返し行ってください。
- ヒリヒリ痛む場合:軟膏
ヒリヒリした肌に化粧水をつけるとしみてしまうので、軟膏を塗ってアフターケアをしましょう。
- 特に痛みがない場合:化粧水&乳液
痛みは感じないけど、明らかに思いっきり日焼けをしてしまった場合、たっぷりの化粧水で水分補給をしたあと、乳液(クリーム)で蓋をします。日焼けをした後の肌は水分不足、顔もカラダもいつもよりこれでもか!というくらい多めに化粧水をつけてあげましょう。

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ポイント①オススメは敏感肌用の化粧水
できるだけ、肌への刺激が少ない敏感肌用の化粧水を使いましょう。顔の場合は特に、美白化粧水やアルコール入りの化粧水を使うと、日焼けの度合いによってはしみてヒリヒリしてしまうことも。美白を取り戻したい気持ちもよく分かりますが、まずは肌に負担をかけないことが最優先です。
ちなみに、同じ理由で美容成分たっっぷりのシートマスクも、日焼け直後の肌には負担になるのでやめましょう。良かれと思ってしたことが、裏目に出てしまいますよ。
ポイント②手でたっぷりの化粧水をなじませる
化粧水は、コットンを使わずに手のひらでつけましょう。普段であれば、手でもコットンでもお好きなスタイルでOKですが、日焼けした肌は弱っているので、コットンの繊維の摩擦でさえダメージを受けてしまうのです。
ポイント③冷蔵庫で冷やした化粧水がGOOD
海や山、ゴルフなど1日中外にいる予定がある場合は、あらかじめ化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと良いですよ。水分補給をすると同時に、再度冷やすケアもできちゃいます。
ポイント④化粧水がしみたら軟膏に切り替え
日焼けの痛みはなかったけど、化粧水をつけたらしみちゃった!という人は、ムリにそのまま化粧水を使わず、軟膏でのケアに切り替えましょう。
水を多めに飲む

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日焼けをした直後は、意識してこまめに水分補給をして、外側だけじゃなく内側からもケアしてあげましょう。外側と内側の両方から水分補給をしてあげることで、肌の新陳代謝も良くなり、日焼けの直りもスピードアップしますよ。
早く寝る

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思いっきり日焼けをした状態は、肌だけでなくカラダ全体がダメージを受けて弱まっています。肌をクールダウンさせ保湿を充分したら、早く布団に入りましょう。
睡眠をとることで、新陳代謝が良くなり肌の生まれ変わりが早くなります。肌の赤みの治りも早くなり、ここでメラニンをきちんと排出することができれば、シミにもなりにくくなります。
シミにさせないアフターケア
赤みや痛みが引いて一安心…といってケアを怠ってはいけません。目には見えないだけで、カラダの中では着々とシミを作る準備が進められているのです。前述の保湿ケアは続けつつ、以下のことも意識してみてくださいね。
新たな日焼けはNG

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1度日焼けをしてしまったら、その後少しでも紫外線を浴びることはNGです。シミを作らないために、日焼け止めなどで紫外線対策をすることは大事ですが、肌を直接日差しに 当てないようにすることが何よりの対策になります。
外出する時は、帽子に日傘、パーカーをはおり、日差しから肌を完全に隠すようにしましょう。
服や小物でガードができない場合は、肌に負担がかからないよう洗顔料・ボディソープだけで落とせる日焼け止めを使いましょう。
栄養は食事から
肌のターンオーバー(生まれ変わり)を促すためには、新陳代謝を良くするのがポイント。そこで、肌に良い栄養素が含まれている食べ物を積極的に取りましょう。日焼けした肌に効くのは、タンパク質、亜鉛、ビタミンC、ビタミンEを含む食べ物です。

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肌の主成分はタンパク質なので、肌のターンオーバー(生まれ変わり)が活性化されますよ。タンパク質の多い食材は、肉・魚・卵・乳製品・大豆があります。
亜鉛

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亜鉛には新陳代謝を促す作用があるので、肌のターンオーバーの活性化を助ける働きがあります。亜鉛の多い食材は、のり・しじみ・牡蠣・肉・納豆があります。
ビタミンC

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ビタミンCは、憎きメラニン色素を分解する作用があるので、日焼けしてしまったところがシミになるのを防いでくれます。また、亜鉛と一緒に摂ることでより効果を高めてくれるので、ぜひ一緒に摂りましょう。ビタミンCの多い食材は、ピーマン・ブロッコリー・パセリ・キウイ・アセロラがあります。
ヒリヒリがおさまったら美白ケア開始
日焼け直後は敏感肌用の化粧水で肌に負担のないケアをご紹介しましたが、赤みやヒリヒリがおさまったら、美白化粧水でこれ以上シミが増えないように徹底的にケアしましょう。
取り入れるなら美容液で

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基礎化粧品はシリーズ展開されていることが多いのでラインで揃えるのも良いですが、そこまでお財布がついていかない…という1点買いの人は、美容液にしましょう。成分の濃度が高いので、効果を実感しやすいですよ。
美白成分入りの洗顔料もありますが、洗顔料は洗い流してしまうものなので、美白成分も残念ながら一緒に洗い流されてしまいます。なので、美白洗顔料だけに頼るのはあまりおすすめできません。
使うならビタミンC誘導体配合を
ビタミンC誘導体は、メラニンの生成を抑えるという嬉しい役割を果たしてくれるので、日焼け後の肌にオススメの成分です。化粧品の成分表記に「ビタミンC誘導体」とは載っていないので、選ぶときは下記の表記を探してみてくださいね。
「リン酸パルミチン酸型(APPS)」
「リン酸アスコルビル酸NA(APS)」
「リン酸アスコルビルMg(APM)」
まとめ

出典元:Girls Slism
日焼け後のケアを考えると日焼けをしないのが1番ですが、そうもいかないケースって沢山ありますよね。バッチリ日焼け対策をとった人も、うっかり日焼けをしてしまった人も、日焼け直後はまず冷やしてあげるのが肝心。その後は、肌の状態を見ながら、状態に合わせてケアの方法をシフトしていきましょう。
また、ついつい外側からのケアに注力してしまいがちですが、内側からのケアも大事なので、肌に良い食べ物をとってカラダを労わってあげましょう。
早めの正しいケアで、秋には美肌を取り戻してくださいね!