グリーンはとっても繊細な場所。
プレーヤーにとっては、カップに入るか入らないかの正念場ですし、芝自体も自然の生き物なので、わたしたちが気をつけて行動しないと、傷ついてしまいます。
だからこそ、グリーン上のルールとマナーはたくさんあるのです!
知らないでプレー中に指摘されるより、今のうちに学んで、デキルゴルファーになりたいですよね?
そこで、この6点さえ押さえておけばバッチリの、グリーン上のルールとマナーをご紹介します。
走らない
グリーンの芝は、走ったりスパイクを引きずったりすると傷つけてしまうので、静かに歩きましょう。
後続のプレーヤーは、パット前にスパイク跡を直せないので注意!難しいパットが決まったときなど、思わず興奮しても、跳ねたり走ったりするのはNGです。

出典元:smartgolf
ラインを踏まない
ほかのプレーヤーのボールとカップを結んだ線をパッティングラインといいます。
同じ組の人のラインの延長線上に立ったり踏んだり、影を落とすのはマナー違反!視界に入らないように離れて待ちます。
慣れないうちは、気付かずライン上にいることもあるので、グリーン周りにいるときは意識して注意しましょう。

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ボールマークを直す
ボールがグリーン上に落ちたときにできる芝生のくぼみをボールマークといい、必ず直すのがマナー。
凹んだ穴のまわりにグリーンフォークを差し込み、中心に向かって芝を寄せて直します。フォークの先を持ち上げるのはNG。
ほかのグリーンの状態に近づけるため、最後にパターのソールを使ってトントンと軽く整えたら、修復完了です。

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旗はできるだけグリーン外へ置く
パッティングのときに旗を外したら、できるだけグリーンの外に置きます。
カップの周りは芝を抜き取っているだけの状態なので、斜めにピンの抜き差しをしてしまうとすぐに傷んでしまうので要注意!
もしグリーンが広い、あるいはグリーンの外の状態が悪いなどでやむを得ずグリーン上へ置く場合は、静かに置きましょう。
ちなみに、旗竿にボールを当ててしまうと2打罰になります。
また、自分が先にカップインしたり、ほかのプレーヤーがロングパットを打つときは積極的に旗を持つのがグッドマナーです!

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カップの縁を踏まない
カップ周りの芝はデリケートなため、カップに入ったボールを拾い上げる際などは、カップの縁を踏まないように気を付けましょう。
周りの芝が凹んでしまい、次の人のプレーに影響が出てしまうこともあります。

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ホールアウト後の動きはテキパキと小走り
カップインしてホッとしたのもつかの間。後ろには次の組の人がいますので、カップインの余韻もそこそこに、次のホールへ進みましょう。
スコアカードの記入はグリーンを離れてから。

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まとめ
グリーンは「ゴルフ場の顔」とも言える存在であり、またゴルファーにとってもより緊張感の高まる「ステージ」でもあります。
ゆえに、細心の注意を払ってプレーすることが重要です。
とはいえ、きちんとマナーを守っていれば恐れることはありません!
ゴルフは自然が相手のスポーツなので、雨や風、芝の具合などさまざまな影響を受けます。
上級者でも自然の要素によってプレーが大きく左右されてしまうのが、ゴルフの面白いところでもあり、ハマってしまう所以なのかもしれないですね♪

出典元:GDO