ラウンドデビュー!ついにコースに足を踏み入れ、芝の感触、周りの豊かな緑に心躍るゴルファーも少なくないと思います。
しかし、デビューの余韻に浸ってばかりもいられません。
ゴルフ場は、隣のコースからボールが飛んでくる危険もありますし、自分が飛ばしてしまうこともあります。
また、たくさんのプレーヤーがゴルフを楽しんでいるので、周りに迷惑をかけないように振る舞わなければ、ゴルファーとしては失格。
残念なゴルファーにならないために、コースでの基本的なルールとマナーをご紹介します。
ボールが別のホールに飛んだら大声で「フォアー!」
キャディさんがいない、セルフプレーでラウンドをしている場合、ボールが別のホールに飛んだり、ほかのプレーヤーがいる方向に飛んでしまったら、危険を知らせるために素早く大きな声で「フォアー」と叫びます。
プレーヤーが唖然としているようなときには、一緒に回っているゴルファーが積極的に「フォアー」と叫んであげましょう。
その一言があれば、最悪の事故を防ぐことができます。

出典元:ゴルフ100切り
カートの乗り降りは迅速に
各ホールへの移動は、基本的にはクラブを持ったままカートに乗って移動します。
スロープレーは、周りに迷惑をかけてしまうので、乗り降りは素早く!
また、自分の打ったボールの位置やグリーンへ行くとき、歩いたほうが早い場合はカートに乗らずに歩いて行きましょう。

出典元:PGM
自分の打つ順番を把握する
最初のホールのティショットはくじやじゃんけんなどで決め、ティショット以降はピンから遠い人が先に打ちます。
次のホール以降のティショットは、前のホールで1番スコアが良かった人から打っていくのがルール。
打つ順番を間違えても、ルール上はペナルティになりませんが、マナーとしては失礼になります。
常に誰が打つのかを意識して、自分の順番を把握しておきましょう。

出典元:御宿パークゴルフガーデン
クラブを2~3本持って、移動は小走り
2打目以降は使いそうなクラブを数本と予備球を持って、次の打点ポイントへ。
いざボールのところに行ってみると持ってきたクラブでは距離が合わず、カートにクラブを取替えに行ったりなどを繰り返していると、どうしてもスロープレーになってしまいます。
また、小走りでボールに早く到着するほうが、次のショットの準備がゆっくりできます。
余談ですが、この数本まとめてクラブを持っていくことを、トラベルセットと呼ぶ人もいます^^;
スコアカウントはしっかり
ゴルフは自分のスコアを各自でカウントします。
余裕がない初心者はボールを進めることだけで目一杯なので、「あれ?いま何打目だっけ?」なんてことがないように、しっかり数えておく必要あり!
自分でカウントする自信がない人は、スコアカウンターのお世話になるのもアリです!
キーチェーンタイプやグローブに留めるタイプなど、たくさんの種類があります。
まとめ
ゴルフは前に進むスポーツ。
ゴルファー1人1人が「プレーファースト」を心がけ、前の組にしっかり付いていくことはもちろん、後ろの組にも迷惑をかけないように、常に気にかけることが大切です。
マナーをわきまえたスマートゴルファーって素敵ですよね!ぜひ紳士淑女のスポーツらしい振る舞いを身に着けてください。
初心者のうちは芝を走り回ることがどうしても多くなるので、体力の配分と適度な水分補給もお忘れなく♪