準備8割、本番2割とはよく言われますが、 事前の準備をどれだけしっかりできたかで、雨ゴルフの成功が決まることもあります。
雨だと気分もスコアもダウンしがちですが、パーフェクトな状態まではもっていけなくても、雨対策が万全に近い状態でラウンドに出られれば、気持ちよくプレーができるはず!
そこで、プレー開始前の準備と、雨の日ゴルフのアフターケアをご紹介します。
次のラウンドのときにアレレ?とならないためにも、雨ゴルフのアフターケアはしっかりしておきましょう!
プレー前までの下準備(自宅)
ゴルフ場に行く前に、自分のゴルフバッグの中を整理して、不要なものはおいていきましょう。
レインウェア・全天候グローブ・帽子等は、あらかじめスーパーの袋などに入れて、ゴルフバッグのヘッド(フードのところ)やボストンバッグに入れましょう。
キャディーさんが雨用のカートカッパをかけてしまうので、ゴルフバッグの後ろに収納してしまうと、そこから色々取り出すのは一苦労です。
プレー前までの下準備(プレー前)
ゴルフ場に着いたら、バッグ置き場に行きましょう。ゴルフバッグのフードを半外し状態にします。詳しくご説明すると、ボタンを2つ付けた状態で、ゴルフバッグを持つ「取っ手」や肩掛けする「ベルト」がある側に、フードを袋状(チャックをすべてしておく)にします。そこにレインウェアや雨用帽子・替えのグローブ・タオルを入れると取り出すのに便利でオススメです。
ラウンド前に、必要な物をカートの収納スペースなどに出しておきましょう。雨が降っている場合、カートが屋根のあるところにあるうちにしておくと濡れなくて良いです。
雨の日は、スタート時間の最低10分前にはカートに行かないと、カートがスタート地点に行ってしまい、傘なしでスタートに地点まで行くはめになります(カートの後ろに傘が積んであるので)。
自分の傘を持参する人は、必ず名前と住所等を明記しておきましょう。紙に書いて、ビニールテープでその上を覆ったり、テプラで印刷したものを傘に貼り付けしたりするとGOODです。
ヘッドカバーを濡らしたくない!という人は、あらかじめ取っておき、ロッカーに入れておきましょう。

出典元:大富士ゴルフクラブ
後半ラウンド分の予備のグローブは、ロッカーに置いておくと濡れなくて良いですよ(グローブが湿ると、グリップを握るとき緩んでしまいます)。ただし、後半ラウンドの時に持っていくのを忘れないようにご注意を!
アフターケア
クラブ、ゴルフバッグ
すべてのクラブを、乾いたタオルでよく拭きます(特にグリップは念入りに)。そして、家の中にクラブを並べて、半日乾かしましょう。
バックの中身をすべて出し、逆さにして隅にたまったゴミなども出しましょう。ポケットやチャックもすべて開けて、半日以上乾かすとGOOD。
傘
自分の傘を持っていった人は、傘を広げて乾いたタオルで拭いて乾かします。乾かさないと後で臭くなってしまいますよ!
また、濡れたままの状態が長く続くと、傘が傷みやすくなり撥水効果も落ちてしまいます。撥水効果が薄くなったときは、傘に防水スプレーをかけると雨をはじきます。

出典元:CURUCURU
グローブ
グローブを手の形に広げて乾かしましょう。実は、手の形に広げてから乾かすグッズがありますので、できればそれで乾かすと良いです。
もし、ぐちゃぐちゃのまま乾かすと、乾燥ワカメのような状態になってしまいます。

出典元:CURUCURU
靴
靴は新聞紙を中に入れて乾かします。だんだん新聞紙が湿ってくるので、まめに新聞紙を取り替えてください。また、靴乾燥機がある人は、そちらを使用いただくと早く乾きます。
レインウェア
レインウエアは、しっかり乾いたら防水スプレーをかけて、次回に備えておきましょう。
まとめ
準備やアフターケアは億劫だと感じる人も多いと思いますが、ちょっとした事で、雨の日も比較的快適にプレーができますよ。
そうすると、ラウンド中に聞こえてくる、アマガエルの声さえも楽しむ余裕が生まれるはず!
周りがあたふたとしている時も、準備万端の自分はスマートにプレーというのも、なかなかカッコイイと思いませんか?
憂鬱な雨ゴルフも、気持ちはお天気で臨みましょう!

出典元:CURUCURU