グリップはスイング作りの大切な第一歩! グリップを間違えるとスイングも狂います。
また、ゴルフクラブは、クラブヘッドの形状が違ってもグリップの形状は同じです。
握り方もアイアン、ウッド、ユーティリティーすべて共通。ただし、パターだけはグリップが異なりますので注意が必要です!
正しいグリップは、スイングしたときにクラブヘッドにスピードを与えてくれるので、まっすぐ遠くへ飛ばすためにも、ゴルフの基本、グリップをマスターしちゃいましょう♪
グリップとは

出典元:golfdigest
グリップとは「握る所」です。手が添えられている黒い部分がグリップで、「すべての技術はグリップから始まる」と某国代表監督が語るほど、プレーに大きな影響が出る部分です。
グリップの種類
グリップには、大きく分けて3つの種類があります。どの握り方でも構いませんが、手の大きさや握力に応じて、試しながら自分にフィットするグリップを選びましょう。
オーバーラッピング・グリップ
左手の人差し指と中指の間に右手の小指を重ねる、最も一般的な握り方。現在8割のゴルファーが採用しているとも言われています。
グリップに密着しているので、スイング中にずれにくく、右手の力が入りすぎるのを抑えるのが特徴です。
こんな人におすすめ:右ききの人、右手の力が強い人
インターロッキング・グリップ
左手の人差し指に右手の小指を絡ませる握り方。
両手をしっかりつなげているので、スイング中グリップが緩まないのが特徴です。両手の一体感が出せる握り方です。力の弱い女性には一番安定しやすいグリップかもしれません。
こんな人におすすめ:手の小さい人、力の弱い人、初心者
テンフィンガー・グリップ
右手の人差し指と右手の小指を並べ、10本の指をすべてグリップに密着させる握り方。
ベースボールグリップとも呼ばれます。力が入りやすいグリップですが、両手が離れやすいので注意が必要。ジュニアゴルファーやシニアゴルファーに多く見られるグリップです。
こんな人におすすめ:手の小さい人、握力の弱い人
正しいグリップの握り方
・左手は3本指で握る
中指、薬指、小指の3本でグリップを握ります。指と指の間隔は開きすぎないよう自然につけます。
・親指と人差し指でV字を作る
親指と人差し指はやわらかく握ります。親指はグリップの中央よりも右寄りに真っすぐ置きます。2本の指でV字を作るようにして、そのV字が自分の右肩の方向を向いているようにしましょう。
・右手を握る
左手を握ったら、右手を横から添えます。右手で左手の親指を包むように握りましょう。
グリップがぼろぼろになったら

出典元:FAWICK
グリップはゴムで作られているため、使っているうちにすり減ってきます。
グリップはゴルフ専門店などで交換してもらうことができます。
ピンクやブルーなどのカラフルなグリップもあるので、ぜひカスタマイズしてみましょう。
また、パター以外のグリップは丸型であることが決められていますのでお気をつけください。
動画でゴルフクラブの握り方を詳しく説明
基本のグリップの握り方が動画で確認できます。グリップを固めていく様子を丁寧かつ詳しく解説しているので、見るととても参考になります。
まとめ
上達への近道は正しいグリップの握り方から。
土台をしっかりと作って、これからのゴルフライフを楽しくしていきたいですね。
また、グリップは消耗品なので定期的に交換する必要があります。
アマチュアの場合は、使用頻度などで変わってきますが、ある程度定期的にプレーする方であれば、半年から1年ごとに交換するのが良いです。
ツアープロの中には毎週変えるという方もいるようですが…!!??