ゴルフのラウンドが終わったら、はい終了~!ではありません。競技が終わったら、スコアカードを提出するまで、ゴルフは終わらないんです。
スコアカードには、自分のスコアはもちろん、同伴競技者のスコアも記入していきます。
そして、競技が終わると記入してきたスコアをお互いに申告しあって、チェックする作業があるんです。
今回は、競技が終わったあとのスコアカードの取り扱いの流れを、おさらいしていきたいと思います。とっても大事なスコアのこと、ちゃんと分かっていないと恥ずかしいだけでなく、競技失格の危機も!?
スコアカードのチェック
1ホール終えるごとに、必ず記入しなければならないのがスコアカードです。自分のスコアはもちろん、同伴競技者のスコアもちゃんと記入していきますよ。
つまり、1ホール終わったら、つぎのホールに向かう途中で、お互いのスコアを申告し、チェックしあうことになります。「私、5だったよ~」みたいな感じで、カートまで歩いて行くときや、次のホールに向かうカート内で申告し合います。
そして、18ホール終了したとき、スコアをチェックする人は、自分がチェックしたスコアカードに自分の名前を署名して、そのスコアが間違いないことを証明します。
ちなみに、チェックする人を「マーカー」といい、マーカーの署名を「アテスト」といいます。
アテストとアプループがないと競技失格!?
一方、上記で自分のスコアのチェックを受けた人は、マーカーの署名を確認して、自分もまたこれに副署します。
この副署のことを「アプループ」といい、コンペではこのアテストとアプループの2つがないと、その競技者は競技失格となってしまいます。
忘れるなんてことはそうそうないと思いますが、調子がイマイチで凹んでいるときや、逆に絶好調でテンションが上っているときなどは要注意!必ず、必ず、もれなくサインしましょうね。
そもそもマーカーとは
マーカーは通常の場合、同伴競技者がお互いにその役目を務めます。
たとえば、
AさんのマーカーはBさん。
BさんのマーカーはCさん。
CさんのマーカーはDさん。
DさんのマーカーはAさん。といった感じになりますよ~。
スコアカードの提出
コンペでは、競技が終わったら、スコアカードを提出しなければなりません。1度提出してしまうと、もうこちらは変更することができないので、正確に間違いなく記入しましょう。
故意、過失を問わず、1ホールでも真実の打数より少ないスコアを提出した場合、その競技者は失格となります。
スコアが違っていれば、当たり前といえば当たり前ですが、勘違いなどでミス記入しないように細心の注意をはらいましょうね。
自分の書いた数字が汚くて分からないなんてことがないように、スコアをつけるときは、ある程度きれいに書いておくのがベターです。わたしは歩きながら書いていると文字が波打ってしまって、あとで読めないことがよくあるので。汗
まとめ
仲間内で和気あいあいとラウンドするときは、ここまでしっかりとチェックしない場合が多いと思います。
でも、もしも競技に参加するなんてことになったら、ルールを知らないと自分が恥ずかしいのはもちろん、一緒にプレーする方にも迷惑をかけてしまうこともあるかも!?
最悪、競技失格の可能性もあるので、ここはしっかり押さえておきましょうね。
女性の場合、もしもよく分かっていない方がいたら、さり気なくフォローでいい女度upが狙えるかも。反対に男性の場合は、しっかりウンチク語っちゃってください!プレーしながら、ところどころで豆知識を披露して、ゴルフの頼れるお兄さんになってくださいね。