爽快な緑の中でプレーできるのがゴルフの醍醐味!
気持ちよく芝に降り立ったはいいけど…あれ?池みたいなものが。あそこには砂漠のようなものが。といったように、1ホールの中にはいろいろな障害物が!
このように、ゴルフコースは自然をうまく生かして造られているのです。
各ホールの構成要素はほぼ共通しているので、今回はエリア別の名称をご紹介します。把握しておけば、ラウンドの最中、周りの人がコースレイアウトの話をしているとき1人だけポカンとしている、なんて事態は免れることができますよ。
ホールのレイアウト
ティーグラウンドからグリーンまでの1つのホールの中には、フェアウェイを中心に、砂場や樹木、池や川などが配置されています。
18のホールごとにこれらの有無や配置、大きさは違っており、それによって難易度も変わります。
各ホールごとに攻め方を考えるのも、ゴルフの醍醐味です。

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ティーグラウンド
各コースのスタートエリアのこと。正確には「ティーインググラウンド」といいます。
第一打を打つ場所で、ティーアップすることができます。
通常、各ホールに「バックティー」「レギュラーティー(フロントティー)」「レディスティー」の3種類があります。一般的にはレギュラーティーを使用し、女性はレディースティーも使えます。

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スルーザグリーン
その時点でプレーしている、1ホールのティーグラウンドとグリーンおよびハザードを除いた、コース内のすべての区域を指します。
フェアウェイ
ティーグラウンドとグリーンの間にある、きれいに芝が刈り込まれたエリア。コース内の中央を占める最もショットしやすいエリアなので、ここを目指して打ちます。
OB区域
コースの境界を越えたプレー禁止区域。コースとの境界には、一定間隔で白杭が設置されています。ここにボールが入った場合は、たとえショットができる状況であっても、元の位置から打ち直しとなり、1打罰が加算されます。「アウトオブバウンズ」ともいいます。
ラフ
フェアウェイの周囲、フェアウェイの両わきのOBラインの間などにある、芝や草が長めのエリア。ここにボールが入って草の中に沈むと、フェアウェイよりも打ちにくくなります。
フェアウェイバンカー
フェアウェイにある砂地で、窪みになっていることが多くあります。ボールがバンカー内にあるか、一部でもバンカーに触れている場合は、バンカー内のボールとみなされます。

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ウォーターハザード
池や川、海、湖、溝、排水溝などの部分。周囲との境界に黄色の杭が設置されています。水の有無を問わず、杭で囲まれた区域内はウォーターハザードとなります。
ブッシュ
コース内にある低木の茂み、ボールが引っかかると打ちにくいので、この辺りは避けるようにします。
ガードバンカー
グリーンの周りに設けられている砂地。形や砂の特徴などはさまざまで、ソールしない(ボールを打つためにクラブを地面につけない)で打ちます。
グリーン
各ホールの最終地点でボールを入れるホール(カップ)が設けられているエリア。芝が短くそろえて刈り込まれています。「パッティンググリーン」ともいいます。
サブグリーン
芝の状態などにより、メイングリーンと使い分けるためのグリーン。これがないゴルフ場もあります。
ピン
ボールを入れるホールに立てられた「旗ざお」。ホールの位置を示す目印になり、旗のなびき方によって風向きを知ることもできます。全員のボールがグリーンに乗ったら、抜いてプレーします。
まとめ
ホール各部の名称を知っていると、TVのゴルフ中継を見たりゴルフ雑誌を読んでいても、内容がどんどんわかるようになります。そうすると、池や砂場などの障害物への対策もできるようになり、スコアアップも目指せます!
また、上達してきたらホールのレイアウトや障害物を計算にいれて、どんなアプローチで攻略していくのかを考えるのも、ゴルフの楽しみの1つです。自分の思い描く形でホールをプレーすることができたときには、達成できた喜びもひとしおですよ!

出典元:GDO