春・夏・秋・冬。
それぞれのシーズンごとに、美しい景色や美味しい食べ物、イベントなどがあり、飽きる暇もなく季節の移り変わりを楽しめちゃうのが日本ですよね。
そして、日本でのゴルフのベストシーズンといえば、なんといっても春&秋です!
春は新緑のグリーンや桜のピンクが目にも鮮やかで、快晴のなか鶯が鳴いていたりすると、本当にゴルフをやっていて良かった~と思うくらい気持ちが良いです。
また、秋の紅葉シーズンは、フェアウェイのグリーン色と真っ赤に色づいた紅葉の、そのコントラストにため息ものです。
とはいえ、夏と冬だって捨てたものではありません!
そこで今回は、季節ごとのゴルフの楽しみ方と、気候にあわせた気を付けるべきポイントをご紹介します。
春や秋でなくても、ちょっとした工夫で年中ゴルフを楽しみましょう!
桜満開で気持ちの良い春(3月~5月)
長かった冬が終わり新緑が芽吹く春は、まさにゴルフのベストシーズン!
ポカポカ陽気の中プレーをしていると、本当に気持ちよくて「ゴルフやってて良かったな~」と無意識に呟いてしまうような、そんな季節です。
緑の自然の絨毯の上を歩き、どこからともなく新緑の香りも感じられ、更に森林浴でマイナスイオンを浴びることができるので、ヒーリングスパにいるような気分に!
日頃の疲れを癒すのにピッタリです。
鶯も時々鳴いたりしているので、なんとも穏やかな雰囲気で、非日常を味わえます。
そして、仲の良い友達や先輩たち4人で回ればピクニック気分!
もはやスコアは二の次でとっても楽しい時間を過ごすこともできます。
4月はいつものお花見と趣向を変えて、ゴルフをしながら桜を愛でるのも粋ですよね。
満開の桜にゴルフ場はピッタリの景色なので、カメラを持って写真を撮るのもオススメです。
最近はカメラ女子なる方々も沢山いるようなので、ぜひ桜とゴルフのコラボレーションを写真におさめてみてははいかがでしょう?
ただし、前後のプレーヤーの邪魔にならないよう、気配り目配りでお願いします^^
暑さ対策が必須の夏(6月~8月)
梅雨をぬけたと思ったら、、
7月、8月の猛暑と炎天下で、なかなか厳しいシーズンです。
特に女性にとってはお肌の大敵である紫外線が降り注ぐ時期でもあるので、暑さ&日焼け対策でプレーに身が入らない可能性も。。
そんな、うだるような暑さの中でのラウンドでは、冷たいドリンクは必須アイテムです。
家でキンキンに冷やしたドリンクをマイボトルに入れて持ってくると、プレー中も冷たさをキープできるのでオススメです。
中身がなくなったら、茶店やクラブハウスでお水を入れてもらったり、自動販売機などで買ったドリンクを入れ替えたりもできますよ。
また、熱中症対策に塩分を含んだキャンディを持っていくと、周りからの好感度アップも狙えるかも!?です。
服装は、日よけになる涼しい素材の帽子、冷感持続スカーフ・タオルなどの冷え冷えグッズがあると暑さもやわらぎます。
長袖でも涼しくて紫外線カット機能のあるウェアは、1枚あると今後も重宝すること間違いなしなので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
みなさまもご存知のとおり春頃から紫外線の威力は強力なので、春・夏・秋と3シーズン着回すことだってできます。
そう考えると、コスパもなかなかのものですよね。
コースに関しては、夏はラフが深いことが多いです。
深いラフのショットは、最初から覚悟しておくことが必要!絶対にムリをしないことをオススメします。
まずは、安全にフェアウェイに出す!これが基本です。
色々と他のシーズンよりは厳しいことの多い夏場のゴルフですが、早朝でも明るいので早起きしやすいのが良いところです。
朝起きてカーテンを開けるとうっすらと陽がさしていて気持ちが明るくなりますし、朝ぼらけの時間帯に移動できるので、日中に比べればとんでもなく過ごしやすいです。
何より、1日を長~く感じることができるので、何だか得した気分になれるのが一番かもしれないですね!
紅葉狩りもできて二度美味しい秋(9月~11月)
秋は、春に次ぐ良いシーズン!
暑さが過ぎて爽やかな気候なので、のびのびと気持ち良くプレーできます。
特に紅葉のシーズンは、山が萌えるがごとくで、ゴルフ場であるにも関わらずプチ旅行気分が味わえます。
週末を使って、1泊2日ゴルフ旅なんていうのも良いですよね。
友人同士や恋人とラウンドをした後、温泉に入ってゆっくりと疲れを癒せば、「大人の休日」とばかりにとっても贅沢な時間を過ごせます。
そして泊まりであれば1日目の夜は運転の心配もないので、美味しいごはんを食べながら、その地元でしか味わえいないお酒を楽しむこともできます。
お酒好きにはたまらないですねw
また、春と同じく写真を撮るのにも良いシーズンです。
芝生のグリーンと色とりどりに染まった紅葉のコントラストは、日本人で良かった~と思う瞬間だったりもするので、ぜひぜひ秋にしか見られない景色を堪能してみてください。
もちろん、インスタ映えも期待できますw
とはいえ、写真に夢中になり過ぎて、周りのことがおざなりになってしまってはマナー違反。
前後の組や、一緒にプレーする方々にも配慮しながら、秋とゴルフをたっぷり味わってくださいね。
キーンとした静けさを味わえる冬(12月~2月)
夏よりも厳しい日が多いのが冬。
春夏秋冬4シーズンの中でも、断トツで厳しいシーズンです。
まずもって、朝起きるのが辛いですもん。
早朝に目覚めるも外は真っ暗。空気と同じくらいキーンとした静けさの中家を出ると、「今日行くって言わなければよかった、、」と多少後悔するのは毎度のことです。苦笑
そもそも身軽で動きやすい他のシーズンと違い、暖かい服装でプレーに臨む必要があります。
やはり着込んでしまうとどうしても身体が動かしにくくて。。泣
なので私は、UNIQLOの凄暖のような極上の暖かさを保ちつつ、腕周りには伸縮性のある服を着て、できるだけ身軽にしています。
この季節のゴルフは、ニット素材などの冬用帽子や指出し手袋が大活躍します。
また、マストアイテムのホッカイロは、1~2個ウェアのポケットに入れておくと良いですよ。
ゴルフ場に置いてある所もありますが、無かったときの残念感と寒さを考えると、自分でも数枚用意しておくのが賢い選択です。
また、自分の好きな飲み物を入れたマイボトルを持って行き、ホールの間に暖をとるのもオススメです。
冬場は上記でも述べたように、どうしても服装が重ね着になるので、カラダの動きが充分にとれず、本来のスイングができないことが多くなります。
なので、いつもより朝の練習で充分カラダをほぐし、そして本番では、いつもよりゆっくりとしたスイングをすることが重要です。
冬のラウンドは寒さだけでなく、グリーンが凍っていることが多く、直接グリーンにオンするとだいたいグリーンオーバーになることも。。
トラブルになるので、常に手前に乗せるか、グリーン手前のエプロン(フェアウェイからグリーンにかけての芝を短く刈り込んで整えられた場所)でOKという対応が必要なこともあります。
様子を見ながら適宜調整しつつ、安全第一でプレーしましょうね。
ガードバンカーに入ると、砂が凍っていることもあり、とっても難しいです。
直接乗せるとグリーンオーバーも多いので、ガードバンカーは避けましょう。
安全サイドに常に打っていくのがポイントです。
雪が降っている、あるいは積もっているなかでもプレーせざるを得ないときがありますが、そんなときは赤のカラーボールなどを使うと見つけやすくて良いですよ。
とはいえ、やはり雪の中では、なるべくならやめておくのが無難です。
ムリをして、怪我や肩・腰痛の危険を冒す必要はないですからね。汗
なかなか無いとは思いますが…
というか、私だったら行きたくないですが、コンペもこの時期に組むのは避けましょう。
まとめ
「ラウンドに行く」といっても、季節によって随分とゴルフ場の雰囲気や準備することが違ってきます。
とはいえ、そのシーズンに合わせた備えをきちんとしておけば、どんな時期でも案外楽しくプレーできますよ。
もちろんベストシーズンの春や秋にたくさんラウンドをするのも良いですが、あえて少しズラしたシーズンに行くと、ゴルフ場の料金がお得になっていたり、人が少ないので前後の組を気にすることなくゆったりラウンドできたりと、悪いことばかりでもありません。
せっかくゴルフを始めたなら、春夏秋冬すべての季節の特徴をおさえて上手にお付き合いしながら、できるだけ長い期間ラウンドを楽しみましょう!